夕日の滝

神奈川県の滝・足柄市

夕日の滝
夕日の滝夕日の滝

【看板より】

 夕日の滝は、酒匂川の支流内川にかかっており高さ約23M、幅5Mです。

 夕日の滝という名称は、夕日に映えるその美しさからきているようですが、説によると毎年1月15日に太陽が滝口の中央に沈むのでその名が付けられたと伝えられています。

 また、昔はこの滝より下に6滝ありました。この滝は、金太郎の伝説と深い関係があります。金太郎はこの滝の水を産湯に使い、足柄山で育ったと言われており、下流には金太郎の生家後や子供の頃に遊んだと伝えられる「かぶと石」「たいこ石」が有ります。

 源頼光と主従関係を結び、坂田公時と名を改めたのもこの地だと伝えられています。

 水量、落差からみても大規模な滝ではありませんが、やや幅の有る滝口から静かに流れ落ちる姿は非常に美しいです。滝周辺は開けていますので、色々な角度から滝を楽しむことが出来ます。看板に記載してある通り1月15日に滝口の中央に夕日が沈むかどうかは不明とはいえ、正面画像からもおわかりいただけるとおり、私が訪問した12月末時点で確かに滝口中央付近から太陽の光が自分に向かって差し込む様子から、全くデタラメな話ではなさそうです。

 余談ですが、この滝は夏に一度訪れた事がありお気に入りの滝でしたが、冬の凍った滝も趣深く、改めて印象深い滝となりました。

【アクセス】

県道78号線 ⇒ 駐車場(夕日の滝バンガロー) ⇒ 数分で滝前へ
駐車場は15台前後が停められるスペースがあります。また、この場所は金時山登山道入口でもあります。
駐車場までは舗装路ですので、セダン車で問題なしです。


駐車場

神奈川県南足柄市矢倉沢付近


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