五色滝 (五色の滝・五色ケ滝)

【 ドンドコ沢 】

山梨県 韮崎市

五色滝(ドンドコ沢) 【山梨県韮崎市】

 紅葉期の姿を見ておきたいと再訪、
 ただ期待と同時に、「 初回 (2005年夏) ほどのインパクトは・・・? 」 という一抹の不安・・・。
 しかしながら視界に入った瞬間、不安など何処かに消え去ってしまいました ♪


 落差70m  水量・水質 文句なし!

 澄み切った空気、滝前の開放感は抜群、周囲の岩の雰囲気も秀逸!


 全てにおいて素晴らしいの一言 ♪



  



 余談ですがこの滝の撮影に際し、私の中でどうしても外せない要素である 青空 
  更に本格的な登山ということで天気予報と睨めっこ。
 間違いなく快晴になることを確認して訪問するも、途中からあっという間に滝はガスの中に消え去り・・・。


 肝心な 青空 が撮影できず、悔しい思いを胸に 5日後に再々訪 
 結果的に 週に二回も訪問 することになりました (^^)/



 2005年8月 の初訪問時も体力的な不安、更にガスによる視界不良もあり 白糸滝 で断念、
 翌月(9月)に再アタックしています。
 前回と同じ状況になったのは 偶然 それとも 必然 ?



五色滝(ドンドコ沢) 【山梨県韮崎市】
五色滝(ドンドコ沢) 【山梨県韮崎市】
五色滝(ドンドコ沢) 【山梨県韮崎市】
五色滝(ドンドコ沢) 【山梨県韮崎市】
五色滝(ドンドコ沢) 【山梨県韮崎市】
五色滝(ドンドコ沢) 【山梨県韮崎市】
五色滝(ドンドコ沢) 【山梨県韮崎市】
五色滝(ドンドコ沢) 【山梨県韮崎市】
五色滝(ドンドコ沢) 【山梨県韮崎市】
五色滝(ドンドコ沢) 【山梨県韮崎市】

 《  2005年 9月 》


五色滝(ドンドコ沢)
五色滝(ドンドコ沢)

 落差が70m程もあるため滝壺は存在せず、標高2000m以上の場所にあるとは思えない程の水量、圧巻の岩壁に加え流水の軌跡美、更に私が重要視している滝前の雰囲気も最高、素晴らしい景観が広がっています。


 ドンドコ沢にある他の滝は観瀑スペースすら狭い範囲に限定されますが、五色滝付近は非常に開けており自由度抜群、ゴロ寝するなり、滝に打たれるなり、弁当を食べるなり、雄叫びを上げるなり、お好きな場所でお好きなように(笑)


【 アクセス情報 】

 中央自動車道韮崎IC⇒ 国道20号線⇒ 青木鉱泉(駐車料1日750円)⇒ ドンドコ沢登山道
  ⇒(1.5〜2時間)⇒南精進ケ滝 ⇒(45分〜1時間以上)⇒ 鳳凰の滝
   ⇒(1時間〜??)⇒白糸の滝 ⇒(40分〜??)⇒五色滝


 上記は参考タイムです(登山道状況は、他の山登りサイト等を参考にされたほうが詳しいと思います。)

 青木鉱泉からの行程ですが、私は朝の6時30分に出発、とりあえず南精進ケ滝鳳凰の滝はパス、白糸の滝で30分程撮影して五色滝着が午前11時頃でしたので、白糸の滝での撮影時間を除くと、片道で正味4時間前後の行程でした。


 青木鉱泉からの行程で一番キツイのが、 鳳凰の滝 〜 白糸の滝 です。
 白糸の滝 からは序盤はキツイ登りですが徐々に傾斜は緩やかになり、五色滝分岐からは沢沿いの緩やかな登りです。


 下山については、私は日帰りのため五色滝を正午頃には出発し、午後1時15分頃に 鳳凰の滝 で15分程、2時15分頃に 南精進ケ滝 で滝巡りの方と出会ったため30分程度の滝見の後、青木鉱泉には4時前に到着しました。
 下山は短い時間で済みますが、段差が激しい為に膝への負担が増し、やや足が痛みました。
 なお、登山道は明白な踏み跡があり迷う事はないと思いますが、出発前に青木鉱泉で写真撮影を頼まれた集団に、下山時の鳳凰の滝付近で再度出会いましたら、「いやぁ、下で迷ってしまって・・・」とのことで、いったいどこで迷ったのでしょう?


 さて、4箇所の滝巡りのみの所要時間を考えた場合、往復で8時間程度(滝前滞在時間は除く)になり、なるべく早い時間に出発する事が必要ですし、 天候にも注意 が必要です。
 韮崎市内は晴れていても五色滝付近は標高2000Mを越えていますので、時によっては天候は様変わりすると考えられます。

以前に 白糸の滝 まで登った際に 南精進ケ滝 では晴れ間が見えていたのに、みるみる雲が広がり 鳳凰の滝 ではモヤがかかり、 白糸の滝 は全く見ることができず、当然更に上の五色滝も断念し、苦い思いをしました。
 登山がメインでも当然晴れているほうが良いとは思いますが、滝巡りがメインで滝を見ることができなかったならば、それこそ意味がありませんので・・・(笑)


 言うまでもありませんが、青木鉱泉から1000M以上も登ることになりますので、食料や水分補給の準備も万全にしておきましょう。
 といってあまり準備しすぎるとザックが重くなり負担も増大します。水については途中に沢を渡る場所が数ケ所ありますのでそこで補充できると思います。
 勿論水は冷たくてとっても美味しいことに加えて、タダで飲み放題です(笑)
 水の安全性は確認していませんが私は大丈夫でした。本流の水は鳳凰小屋の使用水が混じっている事も考えられますが、途中の沢は問題ないと思います(断定はできませんが、他の登山者も利用していましたので・・・)


所要時間は、テント泊重装備もいればトレランの極力重量を抑えているケースもあり、単純に比較することはできませんが、
  どのような状況であれ 登山 であることを認識し、 万が一に備えた装備 での訪問をお願いいたします。



 余談ですが、山慣れた方であれば日帰りで鳳凰三山(地蔵岳、観音岳、薬師岳)を縦走することも可能ですが、この滝から更に1時間程登った場所にある鳳凰小屋で一泊される方が多いようです。
 下山時に出会った人は日帰りで鳳凰三山縦走中との事で、あっという間に私など抜き去さられてしまいました。
 いやはやあまりの健脚には恐れ入りました。






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